2015年5月25日月曜日
デジモンストーリー サイバースルゥース - 83
いざ行こう
我らが戦場へ!
ロードナイトモン
因縁の相手ってほどでもないが
あのムカつく口調で喋っていたという事実は
いまだに遺恨が残っているよ...
騎士の名に泥を塗ってくれちゃったからね
こんにちは!
あのピンク野郎をぶっ潰してやろうZE
いいだろう!
大船に乗った気でいなさい!
面倒な仕掛けをクリアしつつ
ダンジョンの奥深くへ進む我ら
いやがったZE
待ちわびた?
まな板の上の鯉の心境なのだろうね
この野郎!
地下施設といい
お台場といい
逃げてたのは間違いないだろうが!
調子のいいやつめ
なんだ、急に『悠子』の父親を殺そうとしたことを
悔みはじめたぞ
いまさら善人ぶっても許さんぞ!
あの女、の意識?
『岸部』はロードナイトモンの変装だったのではないのか?
いや、待って!
父への殺意があなたを変えてしまった、って普通に訊いてるけど
『岸部』っていう人間自体は普通に存在するってことかい?
笑いだした...
なんだなんだ
こいつ、破壊を楽しんでやがる...
それが『岸部』の精神の影響だというのなら
ロードナイトモン
というより
デジモンには残虐性、みたいな感情って
存在しないのだろうか?
『イーター』をコントロールしたかっただけで
『EDEN症候群』が広まったのは私のせいではない
なんとも都合のいい主張をするロードナイトモン
騎士のくせに往生際が悪いぞ!
前から思ってたけど
辞書から引っ張ってきたかのような
四字熟語
こんなこと、普段から喋るやついたら
絶対に友達になれん(・_・;)
あいかわらずの
全部、お前らが悪いんだ理論
理由も告げられず
一方的に断罪されるのであるから
甚だ心外である
すぐに貴様には説明を求める
ここまでやったのだから
説明責任が生じるのは無理もないこと
さあ、語れ!
ん?(・_・;)
お、俺?
まさか、やっぱり、そういうことか!
例の子供というのは
我々のことであったか
まあ、なんとなくはわかっていたけども
ふふふ
混乱しているようだな
だが、シナリオを神の視点とでもいうべきところから見ていた俺は
なんの不都合もなくこの事態を理解できる!
一応、主人公も動じているのだろうね...
あんまり喋んないから
どう思っているのかわからんけど
その通り
過去も真実も
未来へのロードを歩み続ける俺には
関係のないこと!
この痛いルビ
絶対にやめたほうがいいよ、いまさらだけど
だから...
バトル!
俺はセラフィモン、オファニモン、インペリアルドラモンで攻撃!
撃破!?
なんだ、やられたのに笑っていやがる...
不可解だ...
よし、『杏子』に連絡だ!
『悠子』がいない
あれだけ復讐に息巻いていたのに
ロードナイトモンがやられたのに
反応がないどころか
いなくなってしまった
延々と続く道
暗いしきたときは様子が違う
子供の影
ノイズも酷く
主人公もふらふら
気がつくと
秋葉原ではないどこか
それに見知らぬ子供たちが目の前にいる
左の子供は『悠子』?
右のピンクは『ノキア』で間違いない
こいつは『アラタ』か
いま喋っているのは
たぶん『勇吾』だ
ここは… 8年前のEDEN
参加したβテストで みんなと出会った
そして とても 楽しい時間を すごした
進んで行くと
なんとなく見覚えのある風景
公園に辿り着き
ガラクタ公園の原形だと知る
楽しい思い出
みんな一緒だった
なにも壊れていない
平穏無事な世界...
亀裂から光が漏れている...
なにかが なっている
たいせつな なにか――
光へ近づく
この先にはなにが?
***
取り残された
主人公のデジヴァイス...
それを見下ろす『悠子』であった
主人公は一体どこへ消えたのだろうか...
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