事務所へ戻ると依頼がきていた
都市伝説の実証
「渋谷ヒラサカ」
依頼人、オカルト研究部の『メイ』
渋谷にある5つの坂にそれぞれ別れ
「ヒラサカ」歌を歌いながらスクランブル交差点を目指して歩く
歌い終わると同時に中心へ辿り着くと...
死者が甦るそうだ
ヒラサカ、とは黄泉比良坂のことではないかと
推測する『杏子』
前から噂になっていたというココ
どんな噂かと思えば...
なんだか妙な噂が立っている
妖怪ハンター、というのは当たらずとも遠からずという感じだが
都市伝説実行のために準備へ入る『杏子』
代わりに都市伝説の情報を得るために
ブロードウェイにいるオカルト研究部の
部員たちへ聞き込みに
『メイ』からヒラサカうたの内容を聞く
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聞いただけでも 呪われる
見てしまったら さらわれる
渋谷のどん底 どこにある
五角形のまん中に
いやになったら 坂下りて
そのまた下の その先に
秘密の世界の出入り口
見つけちゃったらアンハッピー
たどりついたらアンラッキー
--------------------------どこかで聞き覚えのある歌
数多くの坂がある渋谷
名前の通り東京の「谷底」らしく
故に全方向からエネルギーが流れ込むのではないかと
部長の『メイ』は推測していたらしい
デジタルウェイブや霊的なものも流れ込んでくるのかもしれない
んー...
なぜかメイド服(?)のようなものを着た部員も
バイトだったものの、数合わせで呼ばれたらしい
そして、「渋谷ヒラサカ」で死んだ人間もいることが判明
交差点でトラックに撥ねられてしまったらしい
ふと、渋谷での一件を思い出す主人公
......。
そこへ『杏子』から通信が入る
「渋谷ヒラサカ」を行うための準備が整ったらしい
5人目として参加することになった主人公
少し恐ろしいのが
どうして5人必要な都市伝説を行うのに
オカルト部の部員は4人しかいないのだろうか、ということ
都市伝説の検証を手伝えとはいわれたが
5人目として手伝って欲しいとはいわれていない
単純にシナリオの説明不足かもしれないが
渋谷へやってきた主人公たち
さらっと監視カメラをジャックしていた『杏子』
いまさらだけど何者なのだ...
信号機にまで細工をしている『杏子』
歌いながら交差点を目指す5人
そして、同時に到着
...
......
.........
............
突如、主人公たち以外
誰もいなくなる
人もいなければ車も走っていない
都会の真ん中でぽつんと取り残される5人
無人の渋谷だと思ったが
遠くに“あの女子高生”が現れる
現れては消える女子高生
そして...
明らかにこの世のモノではない女子高生
恐怖に慄く部員たち
そこへ聞きなれた声が聞こえ...
我に帰った主人公は間一髪
トラックに轢かれそうになった部員たちを救う
人も車も戻り、いつも通りの渋谷
主人公たちを轢きかけたトラックの運転手には
ギリギリまでこちらの姿は見えなかったらしい
周りの人間には見えていた主人公たち
しかし、あのとき、交差点には人なんていなかったはず...
『杏子』が見せる写真にはあの女子高生
やはりこの世のモノではなく
すでに3ヶ月前に事故死していた
これにて依頼は完了と『杏子』はいう
それに驚く部員たち
我々は
拝み屋でもなければ
エクソシストでも
妖怪ハンターではない
電脳探偵だ
そう締めくくる『杏子』
***
今回は主人公の能力に出番はなし
それどころかデジモンどころか
デジタルすらかかわらず
事件自体も解決はしていない
謎の女子高生はいまもあの交差点で
誰かをあちら側へ引き込もうとしているのだろうか?
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